2009.07.02 Thursday
エンゲージメントと、オバマさん
本日、JAM Media Sessionオバマ現象後のアメリカにおけるコミュニケーションの変化というセミナーに参加してきました。
感じたのは、 「オバマさんが国民ひとりひとりを巻き込んでいった」、だけでなく、 「国民ひとりひとりがオバマさんに参加したくなって、参加の輪が広まっていった」、 だからこそ大統領になったんだろうなということ。 そして「民主主義って何?」ってきかれて、 どんな子供でも「参加すること」って即答できるという社会が、 なんだかとてもうらやましいものに思えた。 人々はみな、コミュニケーションをしたがっている。今日のセミナーでも話を聞きながら、twitterで投稿してたりしてる人が多くって、 それを見ているほかの人が「うらやましいなー」って書き込んでる。 参加したいなーっていう気持ちにどんどんなっていくんですよね。 エンゲージメントというコトバが何回も出てきました。 ぼんやりとしか浮かばなかったから帰って改めて単純に訳してみたら 『約束、婚約』と出てきて、ネットで調べたら 『商品、ブランド、番組/コンテンツなどに対する消費者の積極的な関与や行動。』 と出てきました。 今日の話を聞いた感想から、エンゲージメントについて訳すのなら、 「エンゲージメント=○○愛」ってことになるのかな。 消費者が、企業や誰かについて一方的に忠誠心や信頼感を持つものでもなくて、 まず、企業やだれかが、その相手に対して思いやりを持って、相手の為にがんばる。 そして、そのもう一方の相手も、その企業やヒトの姿勢に惹かれていく。 相思相愛というか。しかもまわりも巻き込んでいくし、まわりもどんどん参加したくなる。 大河ドラマ「天地人」の上杉景勝や直江兼継、 「三国志」の劉備が民と築いている関係にも似ているのかも。 だからこそ、エンゲージメントというコトバ自体、 個人的には「戦略的に仕掛けていきましょう」とは言いたくないし、 戦略的にできるものでもないような気がする。 確かにyoutubeやfacebookに色々投稿しました。あんなこともこんなこともやりました。 でもそれらはツールのひとつでしかなくて、 元々根っこにある『もの』が『スゴいもの』でなければ、 こんな結果にはなっていないかもしれない。 一人ひとりの心に訴えかける想いがきちんとあったからこそ、 こういう結果につながっていったんだろうな。 ユーザーひとりひとりが、自分のことを認めてくれて、 お互いにも良い関係があって、ウソもなくて、素直で、 言いたいことも言えて、心を開いてくれる。 ユーザーがやりたいことをやらせてくれる器量というか、度量がある。 だからこそ、お互いに盛り上がっていける。 「エンゲージリング」から「エンゲージメント」を考えていくと、 その言葉自体、夫婦みたいな関係の証、みたいなところもあるだろうし、 もう少し広くすると家族みたいな感じになるかもしれない。 いや、でももっとまわりが巻き込まれるよ、となって考えると キャラメルボックスや米米クラブが浮かんできた。 お客様のための努力を、決して惜しまない。 日本の総理大臣の方々は、どこかで孤独を感じて、いなくなってしまうような気がする。 それは、国民の顔や気持ちがマスコミや世論調査を介さないと判断できないから、 なのかもしれない。 オバマさんがピッチャーとして、メッセージのこもったボールを投げる。 それは直接キャッチャーミットを持った国民ひとりひとりに届けられる。 自分で投げているから、きちんと国民に受け取ってもらえているというのを実感できる。 しかも、キャッチャーである国民は、1塁とか2塁とか3塁とかショートとか、 いろんなところにいる別の人々パスをまわしてくれる。それ自体もじっくり確認できる。 だから孤独じゃない。それがまたいい循環になっていく。 今日の話がきっかけで、私自身、これまで以上にオバマさんのことが好きになりました。 そして、シゴトのやる気度合いが高まりました。 招待していただき、本当にありがとうございました! ↓『YOU時代の選挙』 ![]() YouTube 時代の大統領選挙 ( 米国在住マーケターが見た、700日のオバマキャンペーン・ドキュメント) 大柴ひさみ |










